エンディング
銅地区
「あっ、おねえちゃんたち!」
飼い主の少女がこちらを見つけて声を上げ、アネットの抱える猫を見て飛び跳ねる。
「はいっ! この子で間違いないのですねっ」
「うんっ! おかえり、チモ!」
少女は猫を受け取って、すぐにぎゅっと抱きしめる。猫はされるがままだ。
「もう、いなくなったらだめですよ?」
長かったような短かったような一日だが、無事彼女の依頼を果たせてよかった……。
君は柘榴石亭ののれんをくぐる。今日の話を、誰か聞いてくれるだろうか。
END
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©紫嶋桜花 / ©月光華亭 2010