午後2時
革地区
この地区では、店舗を兼ねた工房が通りに面して並んでいる。
その中の一つ、革製品の工房でベルトを物色している青年に声を掛けてみた。
アーニティ
「猫? ああ、さっき黒いのが目の前を横切っていきましたが」
「……?」
「……あ、虎猫でしたか。それは知りません」
君たちは、互いに幸運を願って別れた。
どうする?
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©紫嶋桜花 / ©月光華亭 2010