午前10時

銀地区

 ひときわ大きな敷地を持つ建物がある。

「ここは……神殿のようなのですっ」

 入り口の門にはいろんな神々の聖印が彫られていた。

 門をくぐると、聖職者らしき衣を身につけた女性が近づいて尋ねてきた。

エーヴァ

「何か、お探しのようですね」

「えっ……どうしてわかったのですか?」

「ふふ……ライフォス様のお導き、と申しておきましょうか」

 女性は胸にライフォスの聖印を下げている。
 君たちは猫を探していることを告げた。

「そうですか……わたくしではお力にはなれませんが……、その猫ちゃんが早く見つかるように、神々に祈りを捧げておきましょう」

「ありがとうございます……はっ、キルヒア様もいらっしゃるのでしょうか? でしたら私も、お祈りさせていただきたいです」

 言われてみれば、アネットの髪飾りは、キルヒアの聖印のようだ。

どうする?

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