午前12時

鉄地区

 この地区は河と城に挟まれた地区だが、上り下りや曲がり道が多い気がする……。

「ふー、ふぅ」

 アネットは少しくたびれているようだ。君は少し休憩することを提案した。

「はいっ。あ、あそこにベンチがありますよっ」

 丘の片方に柵があり、その向こうは河を見渡せるような地形であるようだ。
 近くに出ていた露店で、サラダを挟んだパンを売っていた。君たちはめいめいにそれを買い、置かれているベンチで昼食とする。

ティー

「お疲れのようでございますね。まずは一服お茶をどうぞ」

 陶器の音と共に、片眼鏡のルーンフォークが現れた。

「はっ、はいっ?!」

「では失礼いたします。」

 彼は慌てるアネットと君にティーカップを渡すと、丘の下に消えて行った……。

「今のは……なんだったのでしょう……あっ、猫さんです。でも色が違いますね……」

 確かに彼が消えたあとに、一匹の猫がこちらを見ている。

 お茶は美味しかった。



 なおその後、お茶を飲み干した君たちの前に、「お代わりをどうぞ」と再び現れる彼であった。

どうする?

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